京都の市街を走る地下鉄については別のページでご案内しました。
これからも加筆修正して皆様のお役に立てるよう、頑張っていきます。
さて、今日は京都の観光で外せない電車、
嵐電(らんでん)についてご説明しますね!
さて、嵐電っていうのはわかりやすく言えば
京福電気鉄道株式会社(けいふくでんきてつどう)という鉄道会社の中で京都市内の西のほうを走っている電車です。
このページにかなり詳しく載ってますのでご参考にして下さい。
京福電気鉄道のHPはこちら
路線図をご覧いただくとおわかりのように各駅の最寄りには有名な観光地、史跡、見所がてんこ盛りですよね!
駅と駅の間もそんなに遠くありませんのでひと駅やふた駅ぐらいは健脚の方であればそんなに負担なく歩ける距離(営業キロ11kmぐらいに20駅ですから単純計算で駅間500~600メートルぐらいですね)です。
ここで、嵐電のポイントです。
嵐電には「嵐山本線」と「北野線」があることを覚えておいて下さい。
確認のためにもう一度路線図をご覧いただくと
「四条大宮(しじょうおおみや)駅~「嵐山(あらしやま)駅」まで
赤い線で記されているのが嵐山本線になります。
そして、青い線で示されている
「北野白梅町(きたのはくばいちょう)駅~帷子ノ辻(かたびらのつじ)駅」の間の線が北野線になります。
ここで、「帷子ノ辻」っていう駅をしっかりご記憶くださいね。
それにしても「帷子ノ辻」(かたびらのつじ)って難しい字、地名ですよね~。
この地名には深い意味があるんですが、今日は嵐電についてですので興味のある方はこちらの方のブログをご覧いただければと思います。
さて、「帷子ノ辻」駅が「なんで重要か?」って言いますと、
先に記した「嵐山本線」と「北野線」がこちらで合流するからなんですね。
まぁ~、難しい言葉で言えば
「嵐山本線から北野線が分岐している」っていうことになります。
「嵐山本線」、つまり本線と名乗っている以上、「四条大宮」駅から「嵐山」駅までは乗り換えなしで一本で行けます(逆もまたしかり)。
しかし、乗車駅が「嵐山本線」の駅で、降りたい駅が「北野線」の駅の場合は乗り換えが必要になるんです(逆もまたしかり)。
そしてこの「帷子ノ辻」駅が乗り換えの駅なので、
ポイントとして覚えておいて下さいと申し上げたワケなんです。
例をあげますと、「四条大宮」駅(嵐山本線の駅)から「北野白梅町」駅(北野線の駅)に向かう場合は「帷子ノ辻」駅で乗り換える必要があるということなんです。
同様に「北野白梅町」駅から「四条大宮」駅に向かう場合も「帷子ノ辻」駅で乗り換えないといけないということなんですね。
さらに、「嵐山」駅から「四条大宮」駅は「嵐山本線」の駅どおしなので乗り換えなしの一本で行けます。
が「嵐山」駅から「龍安寺」(りょうあんじ)駅や「等持院」(とうじいん)駅、「北野白梅町」駅等、「北野線」の駅で降りる場合は「帷子ノ辻」駅で乗り換える必要があるということですね。
では次に乗り方です。
まぁ~、簡単に言ってしまえば路線バスをイメージして頂ければと思います。
と、言いますのも「嵐電」は車両数が1~2両ぐらいで走ってますのでワンマンカーが多いんですよね。
しかも、無人駅が多く、運賃の支払いは全線均一の220円となっています。
なので、京都の市バスでもそうですが、基本的に
電車の後ろの扉から乗って降りるのは前の扉、そのときに
運転手さんに運賃を支払うという方式になってるんですね。
注:四条大宮、帷子ノ辻、嵐山、北野白梅町の各駅では改札があって駅員もいますから改札口で支払って下さい。
駅のつくりですが、改札のある駅はそこそこ立派な、よくある鉄道の駅の姿をしていますが、無人駅だと道路の真ん中に島のようにポツンとあったりしますので、目的の駅を見逃さないように注意しておく必要がありますね。
特に、嵐電は路面電車(車の通る道路を走っている)区間がたくさんありますので駅に向かうときは車にひかれないようにも注意してくださいね。
最後におとくな切符情報です。
こちらで詳しく説明されてますので是非うまく利用してくださいね。
嵐電は地元の貴重な足とともに旅行者にとっても非常に情緒あって便利な電車です。
季節によって様々な美しい風景(桜のトンネル等)の中を走る嵐電!は
私の最も好きな交通機関のひとつなんです。
別の機会に主たる駅、そして周辺スポットなどをご紹介したいと思います。
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