みなさん、最近本屋さんって、行かはりますか?
知りたいことって大概がスマホですませられちゃうんで、昔はよく足を運んだものの最近は遠のいてるってかたも多いんじゃないかと思います。
そんな中で先日京都に行ってコンビニに立ち寄ってみるとたくさんの京都のミニガイドブックが置かれていました。
で、欲望をおさえきれず(笑)買ってきてしまいました!
せっかくなので、どんな本なのかをレビューさせてもらいますね。
① 「JTBのMOOK 詳細地図で 歩きたい町 京都2019 ちいサイズ」
JTBパブリッシング 定価 本体920円(税別)
付録
A:スマホで使える詳細地図で歩きたい町 京都2019 電子版
B:スマホで使えるPassMe!200円割引クーポン
特別付録
とりはずせる!大判地図&バス路線図
本の特徴(右開き)
本編は一般的なガイドブックで特筆すべき点は無いが、内容を書くために地図が分断されがちで初めて京都を訪れる方にとっては京都の全体像の把握が難しそう。
光のあるところではそういう紙の質のためか、反射して見づらい。
また、字が細かすぎて年配の方だと読むのがきついだろう。
良い点としては「季節の歳時記」と春夏秋冬の京都らしいスポットを写真入りで紹介されているところか。
② 「地図で歩く はんなり京都さんぽ 2019 ちいサイズ JTBのMOOK」
JTBパブリッシング 定価 本体600円(税別)
付録
A:「地図で歩くはんなり京都さんぽ2019 電子版」
B:「スマホで使えるPassMe!200円割引クーポン」
本の特徴(左開き)
観光ガイドと言うよりは、京都の通りと風情に重きを置いた本。
グルメ、スイーツ、話題の店をメインに余計な情報をカットしたわかりやすいガイドブック。
また、食べ歩きメインでありながらも、「ここまで来たら当然行っとくのが当たり前でしょ!」っていう超重要な観光スポットはほぼ漏れなくガイドされているので京都初心者の方にはオススメ!
冊子の手触りもいいし、中の紙の質も光らず見やすく、水性ボールペンでもメモしやすそう。
女性にとっては楽しめるガイドブックだろうと思われる。
③ 「まっぷる 京都遊ビ地図 mini」
昭文社 定価600円(税別)
付録 「まっぷるリンク」⇒この本の内容がスマホで見れるQRコードが袋とじ
本の特徴(右開き)
全体的に気軽に立ち寄れる休憩スポット(甘味処や喫茶店等)に重点を置いた内容が目立つ。
社寺や京都文化の探訪等に重点を置かれる観光客には向かないガイドブック。
地図も道路が薄い色で着色されているタイプで、論理的に考えながら歩く人にとってはわかりづらい反面、直感系で見て回るのに慣れてる方にはそれほど負担にならないかも。
ページのときどきにコラムとして書かれてある内容は京都初心者の方にとっては役に立つと思われる。
④「まっぷる 京都さんぽ地図 mini」
昭文社 定価950円(税別)
付録
朝さんぽブック(朝まいり&京モーニング)⇒巻頭にのりづけ。
裏面は河原町と祇園の詳細MAP
※「まっぷるリンク」⇒この本の内容がスマホで見れるQRコードが袋とじでなくついている
本の特徴(右開き)
コンセプトとしては寺社は勿論、食べ処なども押さえた「詳細な京都ガイドブック」というところ。
JTBパブリッシングの上記①に似た感じ。
JTBのガイドブックとの違いは「京都を訪れる方の身になってつくられている」のがよくわかる点。
たとえば東福寺と泉涌寺は私の経験上、一緒の日に訪れたほうがいいと思っているが、そうしたガイドになっているのがこちらのガイドブックだ。
JTBは東福寺と伏見稲荷をページとしてセットしている。
私なら、伏見稲荷は上まで登れば3時間見ないといけないし、超疲れるので別の行きやすい名所をセットするだろう。
また、二条城に行けば、京都御所と一緒に見るより(実際、そのルートをめざすと歩くのに超疲れるし、間に見所が少ないのでムダが多い)、壬生寺や三条会商店街付近の名所旧跡を見たほうが後日、京都を訪れる可能性を考えた場合、効率もいい。
金閣寺に行くなら、龍安寺はもちろんだが、等持院とセットしたいのが私の考えで、その通りのガイドになっているのがこちらのブックだ。
ある意味感心した。
京都を歩き回った出版社の方の経験と目線が私とマッチしただけかもしれないが、「各ページの見所の区切り」「見出しとルートの構成の仕方」に特筆する点があると思う。
⑤ 「まにまに mani mani 京都」
JTBパブリッシング 定価850円(税別)
付録
Compact Map⇒巻末にのりづけされた薄い冊子。
本の特徴(左開き)
観光ガイドブックというよりは読み物としても京都を楽しめる構成になっている。
京都を訪れるにしても、こだわりのある独自の視点で旅をしたい方、前もってテーマを決めて旅を楽しみたい方向けという印象。
ルートに応じてメインの寺社を詳説するガイドの仕方は放棄して、食、物、体験などに重点をおいた内容となっている。
そのため、旅の効率を考えるには別のガイドブックが必要になると思う。
さらに取り上げられるスポットが点在しているため、ルートを考えるのに一手間いる。
ただ、闇雲に京都を訪れるのではなく、目的を持った旅のテーマさがしには最適だろう。
⑥「ことりっぷ 京都」
昭文社 定価800円(税別)
付録
京都 とりはずせるMAP 付録① 京都全体マップ 小冊子
京都 とりはずせるMAP 付録② 清水寺・祇園お散歩MAP 京都市内バス&鉄道路線図 いづれも巻末にのりづけ
本の特徴(左開き)
正方形めいた本の作りが開いたときに見やすい、女性向けのガイドブックという印象。
紙質もやわらかく、写真を多く取り入れた視覚重視の落ち着いた構成。
寺社に関しては最後のほうのページでメインのところだけ取り上げられておりコンパクトで初心者にはわかりやすい。
また、女性が好みそうな京菓子、和の道具類、おばんざい、京みやげや女性の小物、雑貨類などが多く取り上げられている。
地図は付録についているものだけなので詳細なものが必要なら別途用意しておく必要があるかも?
⑦京都 ちょい飲み手帖 vol.2
株式会社 PPR 定価1,000円(税込)
付録 無し
本の特徴(右開き)
京都を訪れる方に個人的にオススメしたいお得な本!
勿論、食べたり飲んだりの飲食店がメインのガイドブックを兼ねたグルメ本。
河原町、三条、烏丸、烏丸御池、祇園等、京都中心街だけではあるものの地図もついているので非常に利用しがいがある。
4,000円以上のちょい飲み、食事のセットが3,000円となったり、2,000円ほどする内容のちょい飲みセットが1,000円と、この冊子を持って行ってお店で提示するとお得価格で味わえる。
全95店で使えるが、期間が4月25日までという限定があるのと、一人同じ店舗で三回までの使用制限、さらに、一人一冊づつ所持しておくことが制約としてある。
でも、一人で京都へ訪れて、慣れない土地でお酒の飲める居酒屋や寿司、焼き鳥屋やBAR、パブやダイニング、和食屋やバル、イタリアン、おばんざい屋・・等など探すのも億劫。
本の代金が1,000円なので、旅行期間中、いずれかのお店に二回以上訪れれば必ずお得になる計算ですね。
今回が第二弾なので第三弾、四弾とシリーズが続いていくものと思われます。
以上、最近見かけた京都本の小冊子をご案内しました。
本の内容の感想は私の独断ですが、付録に何がついているのか?などはお役に立てる情報かと思います。
コメント