二月も半ばを過ぎ、梅も見頃だと小耳にはさんだので近場の曽根天満宮(そねてんまんぐう)へ出かけてみることにしました。
梅と言えば、「菅原道真(すがわらのみちざね)」公!ですよね!
そして「菅原道真公」となると「天満宮」!ってことになります。
日本全国の「天満宮」さんではこれから梅が咲き誇ることと思います。
さて、秋祭りの激しさでも知られる「曽根天満宮」は高砂市の曽根町にあります。
山陽電車の「曽根」駅から徒歩5分ほど、車で来られても20台ぐらいは停められる駐車場がありました。
その駐車場から境内に向かう途中でも玉垣の向こうに梅の花が咲いているのが目に入ります。
テンションが少しあがって足早に鳥居をくぐると、でっかい「しめ縄」がドーン!と正面に掲げられた本殿が目に入ります。
上を見上げると丸瓦にはやはり「梅」の形(紋?)が彫られ、上部は菊の紋。
ご挨拶を済ませてから、まず本店近くの梅を観賞。短歌の掘られた玉垣の一つ一つに区切られた梅苑の梅はまだ2~3分咲きといった感じでしたが、既にいい香りが漂っています。
その梅苑の近くには「古霊松(これいしょう)」と言う菅原道真公が植えられた松の枯木が保存されていて、経た年月の長さを感じさせられました。
続いて、既に咲き誇っている梅の木に誘われるように東奥のほうへ向かうと柵で区切られた梅苑があります。
規模はそんなに大きくはないですが、梅苑として整備されており、栄養の行き届いた感じの梅の木が元気に花を咲かせていました。
ただ、種類によって早咲きと遅咲きがあるようで、全体的には3割ぐらいが満開、もしくはほぼ満開、残り7割ぐらいが蕾か咲き始めという感じでした。
曽根天満宮の梅の品種は全部で40種類、全本数は150本はあると思われますので、開花時期が各々微妙に違うために長い期間楽しむことができそうです。
(奥に木下稲荷さんもありまして、その通路横にも何本か梅の木があります)
今年は3月の2日と3日が「梅まつり」と案内されてましたので、地元の方は勿論、遠方の方でもこちらに来られた際には是非お立ち寄りくださればと思います。
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