さて、①に引き続き「京都を訪れる観光客が知っておきたい京都と京都人」について触れておきたいと思います。
京都人だって同じ人間!ですし、何もわざわざ「嫌われたい」ワケではないんですよね。
でもなんか、よそよそしいって言いますか・・
関西で言うところの「とっつきにくい」感があるのは同じ関西人でもあり、
兵庫県人である私も感じることがあります。
ここで、以前、京都育ちの漫画家の「カツヤマ ケイコ」さんが描いていたことばを思い出しました。
京都人のことを大阪の人たちはどう思っているかというと「苦手」な感じ・・っていうところでしょうか。
たとえば、「同じ関西人やん!」っていう大阪人のノリに拒否反応と言いますか・・
「あんたらと一緒にせんとってほしいわ~」感が見え隠れしているニュアンスですね。
つまり京都人にとって大阪人はぶっちゃけていうと「嫌い」って思ってる人が多いような気がします。
なので、大阪人としても、いつものノリで京都人に話しかけると、
「はしごを外された」感みたいになるので、ちょっと警戒、
遠慮気味に接しないとあかんみたいな感じ・・
つまりいつものペースで話せないところが「苦手」っていう意識になるってことのように感じます。
ただ、兵庫となると、その中でも神戸人とは結構、京都人は相性が良さげなんですね。
どうしても京都は「和風」が文化のメインにありますけど、
神戸は「洋風」ってところが京都には無い憧れっぽい感性をそそるようです。
実際、食べログなどで記事を読んでいても京都人は洋食がお好きなようです。
神戸の人は神戸の人で、京都人の和の文化に一目おいてますから相思相愛になりやすいってことなんでしょうか~
(蛇足ですが、長期に渡って府政を任されている京都府の山田知事は何と!兵庫県出身です)。
また、滋賀の人は京都の人にとっては「都落ち」っていうイメージらしいですけど、私などは滋賀県が大好きなので、う~ん?・・って感じです。
奈良と和歌山についてはあまり良くわかりませんけど、
京都人にとっては「近畿を構成するひとつの府県」と「ひとくくり」にされるより、
「京都とそれ以外の府県」という見方をされたいと思っているような気がします。
・・ってなんか京都人が悪者みたいな記述になってしまいましたけど、
先にも書いたように京都人だって人間ですので、好き好んで嫌われたくないと思ってますし、誤解を受けてる面もたくさんあると思います。
(でも嫌われたなら嫌われたでべつにかまやしまへん!ってとこですか・・)
まぁ~歴史と文化的背景が深く根ざした地域なので、プライドがあるのは間違いないでしょう。
大学も「学生の街 京都」とも言われるぐらい京大はじめ、同志社や立命館等、優秀な大学もたくさんありますし・・
研究心も旺盛で「哲学の道」で有名な「西田幾多郎」先生や、ノーベル賞の島津製作所の田中さんや京大の山中教授等、優秀な人材も多数排出!
京セラや任天堂、島津製作所やワコールやオムロン等の進取に富むベンチャー企業も多いので、革新的な感性を持っている土地であることは間違いないでしょう。
京都へ観光で訪れる際、軽~く知っておきたい京都と京都人③につづく
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