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旬の殻つき牡蠣を産地で味わおう!


皆さんは虫明(むしあげ)って地名、ご存知ですか?
岡山県の西に位置する瀬戸内海に面した漁村なんですね~。

実は私もつい最近まで知らなかったんです。
虫明の皆様、なんかごめんなさい~m(_ _)mって自らの知識の無さに反省・・。

で、ここの名物は牡蠣!なんです。

ところで牡蠣って字、読めますよね!
牡蠣=かきで、カキフライ定食とか焼き牡蠣でメイン食材となる貝の仲間の牡蠣(かき)のことで果物の柿ではありませんよ!念のため(笑)

さて、冬ともなれば、日本海のカニと共に瀬戸内の牡蠣は季節中に一度は味わっておきたい味覚ですよね。
そこで知る人ぞ知る!牡蠣の名所、虫明というところへはじめて足を運ばせていただきました。

牡蠣って言えば広島産が有名ですけど、岡山や兵庫県でも有名どころはたくさんあるんですよね。
たとえば岡山県だと日生(ひなせ)、兵庫県だと坂越(さこし)の牡蠣が有名です。

で、この虫明には「稲荷丸」(いなりまる)さんっていう、その地でとれた牡蠣を焼いて食べれる漁師小屋みたいな施設があります。
牡蠣好きな私としては訪ねたかった場所で早速、ナビで調べて行ってきました!

ブルーラインという自動車専用道路のような道を走って「虫明けインター」を降りてから少し山あいの道をクネクネ走っていくと10分ほどで虫明の漁村に入ってきます。

走っている途中で「虫明焼き」っていう看板がちらほら目に付きます。
そう、ここ虫明は焼き物でも有名なようですね!

そういえば備前(岡山県の西のほう)って焼き物でも全国的に良く知られてますし、その関係もあるのか備前焼きがこちらの地にも伝わって独自の焼きものとして伝わってきたのかもしれませんね。

さらに目につくのが貝が大量に野積みされた工場の敷地です。
最初、牡蠣の貝殻がたくさん置かれているのかな?と思っていましたが、どうやらホタテ貝のようです。
そういえばここまで来る途中にいくつかの飼料会社を見かけたんですがおそらく、貝殻を粉砕して飼料とする産業が営まれているんだと思いました。

私も以前、にわとりを飼っていたことがあるんですが、粉々に砕いた貝片はにわとりの好物でかなりついばんでいたことを思い出しました。
貝に含まれるカルシウムがニワトリが産む卵の殻の強さに関係しているからかもしれません。

さて、目的地の「稲荷丸」さんに到着!
漁の船着場から近いところに割と広い野天井の駐車場があります(下は土なので雨に日等はご注意ください!)。

あたりは漁村という感じなのでちょっと不安になるかもしれませんが、ありました!

駐車場から出て見回すと小屋のような建物ですが、壁や周りに牡蠣の看板が立っていたりしてすぐおわかりになられると思います。

最初は牡蠣を買うだけにしようかと思っていたんですが、中に入ってみると先客が美味しそうに牡蠣を焼いてたので、ついうちの婆さんと一緒に焼いて食べさせていただくことにしました。

お客さんは老若男女問わず、幅広い年齢層、そしてカップルあり、友達連れあり、ご年配の夫婦あり!といろんなタイプのお客さんに受けてるようですね。

でも、焼いて食べるとなるとさすがに一人ではさびしいので気心の知れた2人以上でたずねられることをオススメしたいです!

で、料金は?って言うと、一時間食べ放題!!で大人2600円!小学生1550円!幼児が550円です。

お店の方は店主らしき方含めておばさん数人とバイトの女の子など合わせて4~5人ぐらいいらっしゃったかな?

注文すると早速、食べたあとの殻入れのバケツと「トロ箱」に入れられた新鮮な牡蠣がドサっと運ばれてきます。

それをトングでつかんでは網の上に乗せて焼いていくんですね!
バイトの女の子が20個ほど網に乗せて焼き始めてくれました。


これは、普通の人だと自分たちで焼くと思うんですが、うちは婆さん連れたっだので焼き方から、焼きあがった牡蠣を手前に置いてくれたり、すごく親切にしてもらえました。

ここで牡蠣の焼き方ですが、牡蠣には平たい部分と丸くお皿のように湾曲した部分がありますよね!
でバイトのお姉さん曰く、「焼くときは丸くなったほうを下にして焼いてください」とのこと。
理由は焼くときに牡蠣の中に入っている汁っていいますか、旨味成分が落ちてしまわないように・・という為と、その汁で沸騰させて牡蠣の本体を焼くっていうか、熱を通すことが目的らしいんですよね!
なるほど~!と思いました。

みなさんもご自宅のレンジでチン!ってされるときは曲がったほうを下にしてください。
牡蠣の曲がった部分を受け皿のようにして調理するとエキスを逃さずに、そのエキスを使って牡蠣に熱を通すことができるので一石二鳥なんですよね。

で、見る見るうちにどんどん焼きあがってくる牡蠣を休む間もなくいただきました!
それでも最初にトロ箱で運ばれてきた牡蠣の残り三分の一ぐらいは食べきれませんでした。

で、バイトのお姉さんに質問!
「いままで最高に食べた人ってどれぐらいの量でした?」
ってたずねると一人でバケツを1箱半ぐらい殻の量だったらしいです。
これってすごい量ですよね~!

1時間食べ放題の牡蠣ですが、他に小さなおにぎり一個と牡蠣の入ったお味噌汁がついてきます。
私たちが行った日はイカを一匹、サービスしていただいて焼きました(いつも付いてくるかどうかはわかりませんが・・)。

とにかく私も婆さんもお腹いっぱいになって牡蠣を堪能させていただきました!

それと牡蠣の販売も受け付けてくれるようだったので、一斗缶の半分の牡蠣を買って帰りました。
(売られているのは二種類で、一斗缶だと6000円、一斗缶の半分だと3000円)
帰って個数を調べてみると50個以上の牡蠣が入ってまして、それでなんと!3000円!!
帰ってしばらくは牡蠣づくしの毎日でした(笑)

ここですこしウンチクですが・・
虫明の牡蠣は川が少ないために海の塩分濃度が高くなって身がしまってプリプリになるそうです。
普通は全国的に1年牡蠣(夏に生まれて翌年の冬に採取する)というのが主流らしんですが、虫明は2年、3年の牡蠣を育てているとのこと。
食べるのに一番適しているのは2~3月頃で身が大きくなり旨みも増すそうです。

最後に、ここ虫明は「虫明迫門の曙」(むしあげせとのあけぼの)という絶景スポットがあるんですね。

牡蠣のいかだと海と空が接するあたりから朝日が昇ってくる絶景!らしいです。

私は日中にそのスポットまで行ってみましたが、湾に浮かぶ牡蠣の「いかだ」と入り組んだ海と山の地形が素晴らしかったという印象です。
是非、虫明に訪れられた際にはこちらもお立ち寄りいただければと思います。

この記事を書いた人

こんにちは! アラシス元気なしょくじんです。
書くこと、どっかええとこ探すこと、食べること、面白いことが好きなので耳よりで便利な情報など、どんどんアップしていければと思ってます。
地元、兵庫の情報や近畿地方の耳より情報が多くなると思います。
また、「京都検定1級」取得していますので京都、奈良(奈良検定は1級取得)の情報もご期待ください!
皆さんもこんなええとこあるで~という情報ありましたら、お教えくださいね。ぶら~り訪ねてみます!

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