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京都の観光名所や見どころを知りたいあなた!京都検定2級を受けよう!

さて、京都検定3級についての学習方法について、先日の記事でお伝えしました。
そして3級に合格すれば引き続いて2級も!っていう欲が自然に出てきますよね!
今日は私の体験した2級の勉強法についてお伝えしたいと思います。
京都検定についての要項などはこちらより
http://www.kyotokentei.ne.jp/flow.html

まず、敵(試験内容)を知らねば対策の立てようがありませんね!(笑)
試験問題は『新版 京都・観光文化検定試験公式テキストブック』から70パーセント出題されます。
このテキストは1級を目指すにあたっても使いますのでいつも手元に置いておいてくださいね。
http://www.kyotokentei.ne.jp/related_book.html

試験問題は100問の四択で、うち10問は公開テーマ問題として毎年決められたテーマより出題されます。
全体で70問以上正解で合格です。

とは言うものの、100問の問題を読むだけでも結構、疲れますよね!
もし、3級と併願されてる方でしたら合計200問となりますし、余計に頭がクラクラされるでしょう。

合格率は難しい年で2級受験者全体の20~30パーセント、易しい年で50~60パーセントぐらいですね。

四択問題の常として、選択肢のうち、あきらかに違っているとわかるのが2つは含まれていることが多いので、実質2択となることが多いです。
まったくわからないっていう問題が10問あると仮定して逆算すると、残りの90問で70問正解しないといけないってことになりますね。

合格基準から逆算して、正答を50問確保できれば残りの40問で1/2の正答率であったとしても70点以上確保できるという事になります(1問の正解に着き1点)。

残りのまったく正答がわからない問題10問でも適当にマークシートしたとしても1/4の確率で正答に当たるワケですから2問は正解できることになります。
つまり、100問のうち50問を確信を持って正解することが合格への道ってことになりますね!

そう言われればプレッシャーに感じる方もおられるかもしれませんが、2級の問題自体はテキストを読み込んでおけば半分(つまり50点)は確実に自信を持って答えられる問題(しかも四択)なので、そう心配されなくても大丈夫です。

つまり、絶対正解できる問題で50点、1/2の確率で正解できる問題で20点、1/4の確率で正解できる問題で2点を確保できるとすれば、合計72点ですね!(つまり合格!)

では、具体的な学習の仕方です。

基本的には3級の学習の仕方の延長線上にあります。

3級の学習方法についてはこちらから

3級のときとの違いは、テキスト内で解らない所、苦手な所を残さないということですね。
よくあるのが、「神社仏閣については細かいところまでよく知っている」けれども、「京野菜」や「歳時記」、「各種祭りの中での順番や日程」、「花街」、「京都の風習」、「伝統産業」等は苦手って方がおられます。

京野菜については私もすべて暗記しました。
覚え方は各野菜の頭の2~3文字をとって何百回も口に出して、それが自然に出てくるようになるまで繰り返して覚えるのが楽です。

あの、「まるたけえびすにおしおいけ、あねさんろっかくたこにしき・・」と通り名を覚えるのと同じ要領です。

通りで思い出しましたが、「てらごこふやとみやなぎさかい たかあいひがしくるまやちょう、からすりょうがえむろころも・・」と南北の通りも音楽にしてリズムよく覚えましょう!

こうして覚えておくと私の経験上、何年たっても忘れません。

京野菜の例は
『だいかぶつけな なすかぼちゃ とううりさとごぼささうどみょうが  ねぎせりくわたけじゅんきゅうり』ですね。

この方法は祇園祭の山鉾について、すべて覚えるときにも便利です。

ちょうかんほういわふなきたはしなん あやきくつきにわあしあぶあられ うらかつたいしとうろうとくさ はくはくほうもうやまぶししじょう えんくろこいじょうすずかはちまん

このうち最初の8つの山鉾は「くじとらず」ですね!

私のときはこれでよかったのですが、その後「大船鉾」とか新しい鉾が増えましたし今後も復活した山鉾が増えてくると思いますので、適宜追加してください。

「歳時記」については後ろの方に時系列でまとめられた表が載っていると思いますので、できるだけ覚えるようにしましょう!
ただ、この表に載ってない新しい行事などは手書きでテキストにメモ書きをしておくなど、しておいてくださいね!
ここで点を落とすともったいないですから。

「祭りの中での順番」とは葵祭では上賀茂神社、下鴨神社で行われる各種神事の順番と日程、祇園祭では7月2日のくじ取り式からの一連の行事が主ですね。

時代祭であれば、行列のだいたいの順番や名称を覚えておくことも大切です。

「花街」については、五花街の名称と代表する「おどり をどり」についてはもちろんの事、その時期、流派、歌舞練場、温習会や水明会など各々の発表会の名称等も覚えておきます。

当然、襟替えや芸妓さんと舞妓さんの違い、舞妓さんの姿容、かんざし、始業式や事始め等の年中行事等についても理解を深めておきましょう!

「風習」については正月のたたき牛蒡やにらみ鯛、神人共食(しんじんきょうしょく)祝い箸(柳ばし)、路地と逗子の違い、鍾馗さん、迎え鐘と送り鐘、幽霊子育て飴、きゅうり封じ、かぼちゃ供養、等などテキストに載っているものは全部記憶しましょう!

「伝統産業」についてはその名称とどんなもので、何に使われるのか?等をテキストの写真やネットで確認。

特に千家十職(せんけじっしょく)については
完璧に覚えておくことが必要です。

私のおススメは「京都市勧業館」(通称:みやこめっせ)に行かれて、実物や写真など実際に目で見て映像として覚えておかれることが良いと思います。


有名な庭園(特別名勝など)と茶室(テキストに出てくる茶室はすべて)、
伝統的建造物群保存地区、各寺院に所蔵している知名度の高い絵画、
京の七福神の寺社、京の七口と六地蔵巡りの寺の名称と場所、
西国33札所の京都のお寺、
血天井のある寺(テキストに載っているものは最低限)、
琳派と長谷川等伯、伊藤若冲等の絵師と代表作、涅槃図、
明治時代の建築物と設計者、六勝寺、神饌菓子や京菓子(五色豆等)、
有名な狂言とその違い、5門跡寺院や3奇祭、京の3弘法等の数字にからんだもの、送り火の名称や点火時間等など。

最後に、是非おススメしておきたいのが過去問の徹底検証です。
端的に言えば、過去問題の『京都検定 問題と解説』を購入して、徹底してやり込む・・という事ですね。

あわせて読みたい
テキストブック
テキストブック京都検定の公式テキストなどをご紹介します。

もう15回以上試験が行われてますので、大概のことは出題されてますし、どんな問題が出ているのか感覚が磨かれます。
たとえ、2級を受けるのであっても3級、そして1級の過去問もやり込んでください。
そうすると、傾向と対策のポイントが大きくズレることはなくなります!

私は年中、テキストと過去問題の冊子を毎日入れ替えつつ持ち歩いていました。
とにかく、最初は苦痛ですけど、何十回と解いていると問題文を読んだだけで四択を見ずにサッサと答えが出てくるようになります。
それが狙いなんですよね!

そうしておくと実際の試験でも問題文を読んだ時に出題者の意図がわかるし、心の余裕が違ってきます。

そして、ここからが大切なんですが、将来1級を目指されるときに備えて、今から四択を見ないで答えを漢字で書く練習をしておくことです。

1級の学習の仕方については後日また記事にしてみたいと思っていますが、私は2級受験のときからそういった対策をしておいたことが非常に役立ち、1級に合格することができました。

上記にいろいろ細かく書いたのは2級だけに合格するだけならやり過ぎ感があると感じられたと思いますが、実は1級の対策も含まれているとご理解いただければと思います。

2級合格への道、まとめ
① テキストを読み込む
② 過去問をやり込む
③ 実際に現地を訪れて目で見て覚える
④ 不得意な出題分野を残さない
そして試験当日は
⑤ 会場は時計の無い教室が多いので、
かならずスマホや携帯以外の時計を用意する。
⑥ シャープペンシルよりも濃いめの鉛筆を数本用意する。
(シャープペンシルだと消しゴムで消しにくいときがある。
芯が折れたり、ノックの調子が悪くなると焦りが生じる。)
⑦ 基本的なことだが、試験管の説明をよく聞き名前等を間違いなくマークす   る。
⑧ わからなくてもマークシートは必ず全部埋める
⑨ 3級との併願の方は完璧を目指さず、わからないものは捨てても自信のあ   るものは必ず正答する。

では、合格目指して頑張りましょう!

この記事を書いた人

こんにちは! アラシス元気なしょくじんです。
書くこと、どっかええとこ探すこと、食べること、面白いことが好きなので耳よりで便利な情報など、どんどんアップしていければと思ってます。
地元、兵庫の情報や近畿地方の耳より情報が多くなると思います。
また、「京都検定1級」取得していますので京都、奈良(奈良検定は1級取得)の情報もご期待ください!
皆さんもこんなええとこあるで~という情報ありましたら、お教えくださいね。ぶら~り訪ねてみます!

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