国道170号線を走っていると大東のあたりで気になるラーメン屋さんが2軒ほど目に入る。
そのうちの一店、「まこと屋 大東南新田店」さんへ、昼に訪れることにした。
ランチ時なので順番待ちの列ができており、名前を書いてしばらく待つことにした。
店外で15分ほど待っていると店員さんが呼びに来られたので店内へ。
案内されたカウンター席に腰を下ろすことにした。
ただ、感じが良かったのは、カウンター席でも「ここでよろしいですか?」と強制的に席を指定されるのではなく、確認の言葉をいただけたことだ。
さて、お昼のメニュー表のなかから「鶏じゃんラーメン(680円)の黄金半チャーハン(200円)セット」を注文することんした(合計 税込950円)。(他のメニューはメニュー表よりご確認ください。)
店内は、カウンター12席、ボックス席2つ、こあがり2間と適当な広さで、お店の中は明るい雰囲気。
スタッフは5名ほどで、おそろいの黒いTシャツを着用し、声掛けもはきはきとスタッフの動きもいい感じ。
お店の経営方針を見ると、なるほどTシャツの背中にも書かれていた「誠心誠意」がウリのお店の様だ。
カウンターの前には「髪ゴムあり」と書かれた紙が貼られいていた。たぶん、髪の長い人向けへの気遣いなんだろうな~と感心しているとお椀に盛られた「辛子高菜」がサービスで運ばれてきた。
普通、こういったサービス系の品(ニラ、にんにく、らっきょう、べにしょうが、うめぼし等)はカウンターの上に置きっぱなしになっているものだが、ひとりひとりのお客さんが来店される度に持ってこられているのに清潔感を感じた。
さて、5分ほどしてラーメンと半チャーハンが運ばれてきた。
ラーメンは思っていたよりちょっと量が少なめな感じ。麺は細麺で具材はメンマ、チャーシュー数枚、ネギ、白菜・・等で、とくに白菜が目立つ。
それと、スープの上に細目に浮いていたのは最後までよくわからなかったが、後で考えれば鶏の「そぼろ」であったのかもしれない。
ただ、大概のラーメン店でデフォルトで入っているゆで玉子が入ってなかったのが残念だ。
さっそく、食してみるとスープは鶏がベースになっているためか、見た目より薄めであっさり感がある。
ただ、パンチ力が感じられず、良いにつけ悪いにつけ、これと言った特徴が薄い。言い換えれば濃厚さやスープのうま味、具材や麺の量等のパンチ力よりファジーさや無難な味が好みの人には合うかもしれない。
おススメは最初に出てきた「からし高菜」をスープに浸すと、ピリ辛が結構なアクセントとなってうま味が増したような感じがした。
良かったのはスープがアツアツだったことと麺の茹で具合。
半チャーハンはダイエット中の私にとっては丁度良い量であったが、
普通の大人男子なら物足りないかもしれない。
味は普通で、米が柔らか目だったのが印象的であった。
さて、この内容で950円はどうか?っていうと少しコスパは低めな気がした。
この内容であれば、大阪市内を基準に考えれば、高くても850円、いいところ750円ぐらいが妥当だろう。
さて、店を出る前にトイレを借りると、新しいウォシュレットタイプで、スペースもまずまずな広さ。
店員もキビキビ、ハキハキとしており、お客さんが帰った後は丁寧に除菌タイプのスプレーと布巾でテーブルを拭いて回っておられた。
こういった点から、女性も安心して訪れられるお店だし、駐車場も19台ほど停められるので、ドライブがてらカップルで訪れるにもいい感じだと思う。
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