みなさんは京都地下鉄の「くいな橋」っていう駅、ご存知でしょうか?
私の地下鉄の記事をご覧頂くと「地下鉄烏丸線」(ちかてつからすません)の路線図で南(つまり下)のほうに「くいな橋」駅っていうのがあるのがおわかりかと思います。
なんでも、近くを流れる鴨川にかかる「水鶏橋」(くいなばし)にちなんだ駅名だそうです。
ということで「何故かここまで来てしまった」と言う皆様のために役立ちそうな食事場所情報をお届けしたいと思います。
この駅から東に歩いていくと「竹田久保町」っていう大きな交差点があるんです。
ちょうどその角が「龍谷大学」(りゅうこくだいがく)の敷地なんですね。
で、この交差点から南のほうを見ると業務スーパーの入ったレンガ調のビルが目に入るはずです。
そして今日訪れるのはその一階に店舗を構える「広東料理 鳳麟(かんとんりょうり ほうりん)」さんです。
お店の前に立つと「週替わりランチ」のボードとランチメニューの貼られた看板が置かれていて、どんな料理が頂けるのかわかりやすいですね!
そこで一応「八宝菜定食(850円)」にしようと目星をつけた上で店内に入ると、バイトらしきお姉さんが「奥のテーブル席へどうぞ」と案内されたので、大人数用のその丸テーブルに腰を下ろすことにしました。
最初に烏龍茶のようなお茶が運ばれてきたのでその時に「八宝菜定食」を注文。
私が案内された丸テーブルは8人がけで、同じようなテーブルがもう一台。
他に2~4人がけぐらいのテーブルが5卓ほどあり、40人程度は入れそうな感じでした。
ただ、丸テーブルの場合はお昼どき等はほとんどの場合、相席になることは覚悟しておいたほうがいいですね!
壁に大量に貼られた料理写真、そして店内に流れるテレビ放送を聞きながら
待つこと10分ほどで料理が運ばれてきました。
内容は八宝菜をメインに「ご飯、スープ、鶏の唐揚げ、麻婆豆腐」で、メイン(この場合は八宝菜)以外はどの定食でもデフォルトでついてきそうな品々です。
早速、スープからいただくと「ちとぬるい!」というのが第一の感想!
わかめやえのき入りの玉子スープのようでしたが、やはりアツアツが欲しかったところです。
・・で、もしかして!?と思いつつご飯、続いてマーボ豆腐に手をつけましたが・・
やはりちょっと冷めた感じで生温かかったのが残念でした。
ただ、メインの八宝菜と鶏の唐揚げはアツアツだったので、こちらは好印象!
八宝菜は若干お味濃い目でしたが、もやし、きゃべつ、きくらげ、たけのこ、しいたけ、エビ、豚肉と一通りの具材が炒められていて美味しくいただけました。
鶏の唐揚げは二個で、いずれもジューシー、お味も期待していた通りです。
マーボ豆腐も広東風なためかやや色目も濃い目でまずまずなお味ながらも冷めていたのが残念。
ご飯も平均以上のお味で熱ければ嬉しかったんですが、炊き具合は上々。
尚、ご飯は頼めば一杯はおかわりができるようでした。
全体的な量もまずまずでこの内容で850円は納得できる水準だと思います。
お客さんは意外にお一人でこられてる方が多く、女性もおられましたんでテーブル席なら女性ひとり旅の方でも大丈夫でしょう。
他、会社の仲間同士の方々もあり、カップルもひと組おられたので、お客さんの層を選ばないお店として使い勝手が良さそうです。
このあたり、天一とか牛丼屋さんは目に入るんですが、落ち着いて食べれるご飯やさんや食堂が少ないので、鳳麟さんは中華ながらも重宝しそうなお店です。
定食の種類も多いですし大体が1,000円以内ですのでこちら方面にこられた際には是非、お昼ご飯の候補の一店として覚えておかれればと思います。
コメント