MENU
カテゴリー

JR西日本のICOCA定期を無くした(紛失)! 悪用されたり再発行できるのかも心配だけどどうしたらいい?

定期を無くした! どうしよ!? 落ち着いて焦らず解決しよう!

いつか落とすかも?無くすかも?って思ってたんですけど・・
ついにやってしまいました!

そう、通勤用の定期(ICOCA定期券)を無くしてしまったんです。

環状線という大阪の市内をグルグルまわっている、まぁ東京の方で言えば山手線みたいなJRの車内で落としてしまいました;;(後でわかりました)

環状線の電車から乗り換えて地元に向かう電車から降りたところで「アレッ?無い!!?」って気づきました。

ポケットから何から何まで探ってみたんですけど、やっぱりありません。

・・で、落ち着いて考えてみました。

確か、ICOCAの定期券で会社最寄りの駅の自動改札は通り抜けた・・(だって、電車に乗れたってことは改札を通り過ぎたってことだから)

・・そして降車駅では無くなっている・・

つまり、「会社の最寄り駅」から今、「降りた駅」までの間のJRの敷地内もしくは電車の中で紛失したことは間違い無い・・。

冷静になってそこまで整理して考えてから降車駅の改札口へ行きました。

そこの自動改札口横の有人改札口(磁気の付いていない青春18切符などの特殊な乗車券で自動改札を通れない方のための改札口)におられた駅員さんに事情を説明すると、「だいたいどこで落とされた(無くされた)かわかりますか?」と聞かれました。

たぶん、「環状線内かJR神戸線の電車内だと思います」と答えると、即座に駅備え付けの機械を叩かれてしばらくいろいろ調べられているようでした。

どうやら「落し物」があった場合に一括して管理する情報センターのようなものがあるんだと思います。

もし、落し物がJRのどこかの駅などに届けられていれば、検索すれば情報が出てくるようです。

でも、私の場合は出てきませんでした。

つまり、その時点では私の定期券は環状線内をグルグル回っているか、JR神戸線の電車の中で上り線、下り線を行ったり来たりしているか、もしくは回送されて車庫の中か?それとも駅構内でさびしく落とされたままになっているか、誰かに拾われているか?

まったくわからない状況です。

定期券の残りの期間はあと半月ほど・・最悪自腹で会社まで通勤しないといけないかな?と思ってたんです(もし3ヶ月定期で買った直後に落としたら10万円以上パーになったかも?って思うとゾッとしました)。

でも、駅員さんに詳しく聞くと、どうやら定期券は再発行手数料(510円)とICOCAのカード代(500円)を支払えば再発行してもらえるそうです。

(ここで、ホッと胸をなでおろす・・)

注意!ただし、再発行の手続きはその時点でとられますが、実際に再発行のICOCA定期券を手に出来るのは翌日以降、みどりの窓口まで取りに行く必要があります!!

 

さて、再発行すると当然ながら無くした定期の効力はなくなりますが、ICOCA定期券には定期の役割以外にチャージできる機能もありますよね。

※たとえば、ICOCA定期券に記録されたルート以外を乗車したりして、乗越運賃が生じた場合は、降車駅で自動改札を通った場合でもあらかじめICOCAカードにチャージしておいた金額から乗越運賃が自動で引かれる。

なので、たとえ1000円でもチャージしておけば、200円や300円ぐらいの乗越運賃を支払うために精算機に並ばなくてもいいので便利!なんですね。

 

ここで気になるのが、「乗越用、あるいは駅の売店での買い物、立ち喰いうどんの食券購入、ICカードの使えるバスやタクシー等のためにICOCA定期券にいくらかチャージしていた金額って戻ってくるの?」っていう疑問です。

もし、チャージしていた金額が大きければ心配ですよね。

結論から言いますと、その「無くした定期にチャージしていた金額は再発行されたICOCA定期券にも引き継がれる」ということになります。

※つまり、ICOCA定期券に1000円チャージしていれば、再発行された定期券にも1000円が受け継がれる。

ただし、再発行された時点で「無くした定期券に残っていた金額のみ引き継がれる」ということになります。

どういうことかと言いますと、もし落とした定期券を拾った人が、そのカードで買い物したり、定期券のルート以外の電車やバスに乗って料金を払ってしまっていた場合は、その分は戻ってこないということになります。

つまり、「無くした!!」って気づいたときに「いち早くJRの駅員さんに届け出る!」っていうことが必要です。

再発行手続きをするためには、「本当に再発行していいですね!」と何度か確認されますが、ここでためらっている間にICOCAに残存している金額が使われてしまう可能性があります。
なので、チャージしていた方は躊躇せずに再発行して下さい!

再発行手続きがされた時点で、無くしたカードの機能はすべて停止されますから。

(ただし、前にも述べたようにカードは翌日以降に再発行となります)

再発行手続きには、駅員さんから渡される簡単な書類に住所や名前、区間等を記入して、本人確認の書類(免許証等)を提示するだけでオッケーです。

そして、駅員さんから小さな紙切れを渡されますので、それを持って翌日以降にみどりの窓口(どこの駅のみどりの窓口でも可!」で再発行してもらえます。

手数料の1,010円は仕方ありませんけれど、もし、後日落とした定期券などが見つかった場合は駅員に申し出れば、そのICOCAのカード代(つまり500円)は戻ってきます。

さて、再発行手続きが住んでヤレヤレと思いましたが、ここで一つ疑問が浮かびました。

と言うのは、JRの乗り換え駅等で定期券の紛失に気づいた場合、自分の降車駅で紛失届をしなければ、そこまでの乗車運賃を払わねばならない可能性があるということです。

本来、定期券代は支払っているので、紛失に気づいてたとしても乗っても問題ないとは思うんですが、細かいJRの規定などはわからないので、なんとも言えません。。

なので、JRの規定に抵触しないかぎり、自宅の最寄駅で再発行手続きをしてもらうことをオススメします。

 

それにしても今の時代、便利になりましたね!

昔、紙の定期券を紛失したときなど、どうしていたんでしょう?

今はICカードの時代なので、コンピューターで管理されていて、紛失したカードにチャージされていた金額などもちゃんとわかりますし、住所と名前だけで乗車区間、乗車期間なども何も言わなくてもJR側で自動的に再発行してもらえます。

紙定期の時代だともし再発行された場合、二重に定期券が出回ってしまうことになるので、もしかしたら完全に自腹で再発行してもらうことになったかもしれませんね。

 

さて、あくる日、前日駅員さんからもらった再発行に必要な小さな紙切れを持ってみどりの窓口に行きました。

ものの23分で再発行されたカードを見て安心しました。

・・で、その日の夕方、JR環状線の天王寺駅から電話が!!

なんと、私の紛失した定期券が天王寺の駅に届けられたそうです!!

これにはビックリ!しました!

今時、落とした人の気持ちになって、ちゃんと届けてくださる方がいるんだな~と届けてくださった方に感謝です!

でも、再発行された後ですし、天王寺駅まで取りに行くのも時間と費用がかかるので「どうされますか?」とJRの拾得物の係の方に聞かれましたが、破棄してもらうようにお願いしました(破棄するとICOCAのカード代金500円は放棄したことになります)

どうやらJRでは破棄できないそうなので、天王寺の警察署に持って行って破棄手続きをとってもらうらしいです。

あれやこれやでお騒がせしたんですけど、いい勉強になりました。

ご迷惑をおかけした皆様、どうも申し訳ありませんでした。

 

追記

今日、電車で最寄駅で乗り継ぎ電車を待っていると駅員さんが歩いてこられて・・

何かあったのか?と思ってみていると、到着した電車の車両番号を指先で確認しながら・・

ドアが開くと同時に入っていかれました。

そしてあたりを見回した後、対面シートの座席から何かを拾い上げ車外へ。

手にした品を見るとどうやら財布のよう。

おそらく財布を落としたことに気づいた乗客がJRに連絡して、次の停車駅の駅員さんにJRの方が連絡したんでしょう。

こういう光景を見るとやはり日本では「落とした財布が戻ってくる」って言われるのもよくわかりました。

駅員さんの迅速、責任感ある対応と乗客の速やかな連絡が印象に残りました。

電車に乗る場合でも何両目に乗ったかまで覚えておかれるといいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

こんにちは! アラシス元気なしょくじんです。
書くこと、どっかええとこ探すこと、食べること、面白いことが好きなので耳よりで便利な情報など、どんどんアップしていければと思ってます。
地元、兵庫の情報や近畿地方の耳より情報が多くなると思います。
また、「京都検定1級」取得していますので京都、奈良(奈良検定は1級取得)の情報もご期待ください!
皆さんもこんなええとこあるで~という情報ありましたら、お教えくださいね。ぶら~り訪ねてみます!

コメント

コメントする

目次
閉じる