そば屋 居酒屋 甚右衛門(じんえもん)
仕事で福井に出張し、昼時に駅前でランチをとることにした。
あたりは恐竜の動く模型、駅ビルには恐竜の絵も描かれており、どうやら福井は恐竜の街らしい。
福井鉄道という私鉄の福井駅交差点前に「福井と言えば 名物ソースカツ丼 おろしそば」の幕が目に入ったのでぶらり訪れることにした。
お店は福井プラザホテルの一階にあり、旅人でも出張サラリーマンでも気軽に入れそうな雰囲気だ。
店内に入るとお店の方が丁寧に迎えてくださったので、奥の席に座らせてもらうことにした。
カウンター4席、八人掛けテーブル1台、奥にテーブル6卓ほど、小あがりにも15人ぐらいは入れそうな席数があった。
さて、せっかくなので福井名物の「ソースカツ丼とおろしそば」がセットとなった日替わりランチ680円(税別)を注文することにした(ランチは11時から14時まで)。
落ち着いたジャズ音楽の流れる店内には、黒いおそろいのシャツを着た若い店員さんが数人おられ接客もいい感じ。
メニューをパラパラ拝見していると、やはりソースカツ丼か越前そばがメインに組み込まれたセットが多い感じ。
また若い人向けに「学生セット(550円)」なるお得なメニューも用意されていた!
また、ランチと似た内容で通常盛(ランチはカツ丼もそばもミニサイズ)なセット(880円)もあり、ガッツリ目に行きたい方はこちらのほうがオススメだろう。
さて、ガラスコップ入りの冷たいお茶を飲みつつ10分ほど待っているとお盆に乗せられた料理が運ばれてきた。
ミニソースカツ丼とミニおろしそば、それにキンピラごぼうの小鉢と漬物と言った内容で「お昼ご飯のしのぎ」としてはまずまず満足な感じ。
さっそく「おろしそば」からいただくとこれが「コシが効いていて」うまい!
私的はそばを食べる時に箸でブツブツ切れるのが苦手なので、こういった弾力のある切れないそばっていうのは久しぶりに食することができて嬉しかった。
上部にはやはり「おろし」が程よく乗せられ、かつおとネギの色合いが食欲をそそってくる感じ。
味はやや薄めで、わさびが付いてなかったのはちょっと??な気もしたが、たぶんお店のコンセプトとして、そばの風味を味わってほしいということなんだろう・・と勝手に思って食した。
次にソースカツ丼であるが、こちらも上部におろしが添えられ、水菜のようなちょっとした緑の色使いもいい感じ。
カツはソースカツ丼ならではの薄いタイプながら、お味はしっかり内部まで浸透!
噛んだときの固さもほどほどで「なるほど~!これが福井のお味か~!」とやや福井感に没入してしまった。
ご飯の炊き具合も上々で、ソースカツがややお味濃い目なのに対してうっすらとお味が染み込んだご飯はまた、それはそれで美味しい!
小鉢の「きんぴらごぼう」はあって嬉しい一品という感じ!
漬物は昔ながらの「糠(ぬか)」の風味漂う・・田舎と言っては失礼だが、久々なおふくろの味感をもたらしてくれた。
ランチを食しただけであるが、コスパ感、お味、サービス共に総合的に見て中より上だと思われる。
帰りにトイレに寄るとウォッシュレット対応で縦長で綺麗!
女性ひとりでも安心して寄って頂けそう。
勿論、福井へ出張されてこられたサラリーマンにも駅前で立地条件良く、電車の待ち時間等で短時間に腹ごしらえできるお店として重宝できるんではないかと思われた。
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