甲賀忍者の里で、お腹が減った~!って?
まさか、忍者めし・・!を食べるわけにもいかず・・
そこでビジネスホテルに付属した食事処・・
「レストラン 山水」さんに夕方、おじゃますることにしました。
と言うのも仕事でこちらに泊まらなければならなかったからです。
近くに食事場所があれば良かったんですが、JR甲賀駅近くに目立つお店は「台湾風」の中華料理店のみで、あとは喫茶店か小さな焼き鳥屋のようなお店があるぐらい・・。
なので、当てもなく出歩くよりも宿泊場所にせっかくの食事処があるので「渡りに船」とばかりに飛び込むことにしました。
ホテルの受付で「19時になったら閉めようかなと思ってます。なので食事されるんだったら早めに来てください」と言われて時計を見ると18時40分頃・・。
慌てて荷物を部屋に置いてホテル側の入口からお店に入りました。
テーブル6卓ほど、外に向かってのカウンター4席ほどで20名以上は入れそうな店内でした。
さて、座って待っていると先ほどのホテルの受付のお姉さんが水を持って注文を聞きにこられました。
なるほど~、やはり少人数でホテルとレストランを経営するにはホテルの受付やらレストランのウェイトレスなど、掛け持ちでいろいろしなくちゃならないんやな~と思いつつメニュー表を眺めます。
メニューは丼ものやカレー、焼肉、生姜焼き等の定食など、一般的なものがメインでしたが、ちょっと気になったのが「小鍋メニュー」なる品々で、中でもここは滋賀県なのに「柳川鍋(やながわなげ)」が興味をひきました。
でも、閉店間際でしたし、ここは普通に「トンカツやろ!」ってな感じでちょっと高めでしたが「トンカツ定食(1,080円)を注文しました。
さて、壁掛け大型テレビを眺めつつ10分ほどして料理が運ばれてきました。
内容はトンカツの入った野菜サラダ付きのお皿、わかめの味噌汁にご飯、それに漬物とカツオのたたきの小皿です。
早速トンカツからいただくと、キツネ色の衣タイプで肉の厚みはそれほどでも無いものの標準的なお味という印象でした。
固さ加減もちょうどいいんですが、やや肉々しさっていいますかパンチ力には欠ける感じで、旨みの濃厚さ、ジューシーさもそれほどでも無かった感じです。
ソースも市販のものだったように思いますが、量的にはそこそこだったのでお腹が減っていればまずまず楽しめると思います。
続いてご飯ですが、こちらは量的にもお味的にもいい感じ。
高級なお米では無いと思いますが、さすがは近江のお米なんでしょう!
炊き具合も程よくまずまず満足できるレベルだと思いました。
小鉢の「カツオのたたき」はあって嬉しい一品にて、2~3キレでしたがお味は良かったです。
わかめの味噌汁はやや薄めな感じ。
食べ終わったときの印象は、ちょっと高めながらも妥協できる水準っていう感じでしょうか。
先にも述べたようにこのあたり食事できる場所がないですし、そういう意味では貴重なレストランだと思います。
尚、ホテル側の入口からも入れますが、宿泊とか関係無くぶらり立ち寄ってレストランで食事を楽しむことができます。
その場合は外の入口から入ってこられればいいということになりますね。
後日、またこちらのレストランで食事をとりましたのでよろしければ続きをお読みください。
レストラン 山水②
さて、前日は「レストラン 山水①」にてトンカツ定食をご紹介しましたが、今日はベタながらも「親子丼(650円)を注文することにしました。
なにせ、「丼もの」が好きな私は安くて早く食事を済ませたいときには必ずと言っていいほど丼を注文します。
この日も仕事を終えて、少しでも早く部屋で休みたかったので「カロリー控えめで一番安価そう」な理由から親子丼を注文しました。
それに「居酒屋さんの味のレベルは茶碗蒸しでわかる」という都市伝説めいた話にある程度信ぴょう性があると思っている私・・。
そんな私は、「丼ものの味でその店のレベルがわかる」という仮説を立てて「どれだけ手を抜かずに丼ものを美味しく仕上げるか」をお店のお味の基準を図るバロメーターにしています。
さて、親子丼を注文して10分ほどで料理が運ばれてきました。
厨房にはおそらくコックのおじさんがひとりおられるだけだと思いますが、いろんがメニューがある中でわずかな時間で各々の料理づくりに対応されるのは単純にスゴイ!ことだと思います。
そんなことを思いつつ、まずは親子丼から。
固形化した鶏肉の数はそこそこ多かったのでその点では満足できましたが、若干お出汁のお味が薄めでちょっと残念な感じです。
それと親子丼単独ということであれば、もう少しボリュームがほしいところではありました。
・・と言うのも、親子丼だけではお腹をいっぱいに満たすことができなかったからですね。
先に記した「出汁」ですが、薄いのは塩分控えめのご時世にあってわからなくもないんですが、調味料の配合の仕方にちょっと間違いがあるんじゃないか?とも思えました。
また、汁物には「わかめの赤だし」がついていましたが、こちらもお味薄めです。
お店として頑張っておられるようですが、全体的なお味の薄さと調味料の使い方に改良を加えればもっと美味しくて人気の出る店になるんじゃないかと思えました。
ただ、何度も申し上げてしまうんですが、このあたりにお店が無い分是非皆様にも記憶しておいていただきたいお店であることには変わりはありません。
これからも長く続けて行ってもらいたいお店の一店でした。
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