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滋賀見どころスポット!甲賀で忍者体験を楽しもう!

甲賀忍者の心意気

甲賀は「こうが」では無く「こうか」ですね!

昔は「かうか」と呼ばれていたそうでそれが「かうか」⇒「こうか」となったようです。

私も子供の頃は忍者の漫画に憧れて、手裏剣ごっこ等をしてよく遊びましたね!

特に人気のあったのは「サスケ」、「カムイ」、「仮面の忍者 赤影」などで、今の漫画の忍者ハットリくんとは違って本格派の劇画っていう感じでした。

この中で「カムイ」と「赤影」は伊賀の忍者、「サスケ」が甲賀の忍者です。

時代劇などでは伊賀の忍者が正義、甲賀の忍者は悪役って筋書きが多いですけど、伊賀と甲賀ってお隣同士の村ですし、そんなに敵対していたとは思えないですね。

地元の方にお話を聞いても、結構仲はいいって言うことでした。

さて、そんな忍者の地、甲賀の望月忍術屋敷を訪問する機会を得ました。

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とにかく、甲賀忍者の面目躍如のために微力ながら助太刀したいという思いが強く湧いてきたんですね。

私もテレビの放映を間に受けて、甲賀って悪いやつらだって思っていた時期があるので、その反省も込めて世間の皆さんに甲賀の素晴らしさを知ってもらいたいと思ったんです。

さて、その望月忍術屋敷は甲南町の村の中にありました。

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駐車場も広く、第一、第二とありまして、忍術屋敷前に停められるとすごく便利です。

大きな屋敷の平入のほうに入口があり、そこから中に入ると受付があり、入場料600円を支払います。

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屋敷の側面には薬の看板が掲げられており、忍びの生活を送りながらも生業は薬売りなどをしていたことが偲ばれますね。

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なんでも越中富山の薬売りの発祥は元々、こちらの滋賀の忍者の里とのことでした。

滋賀県は昔、近江(おうみ)って呼ばれてたことから、そこから全国に散らばっていった商売人は「近江商人」って呼ばれて商売上手で知られてきました。

忍者っていうのはきっと薬草とかにも通じてたんでしょうね。

今でも近江兄弟社等、有名な製薬メーカーが忍者の末裔として残っているようです。

 

さて、忍者屋敷の建物の内部は落とし穴やどんでん返しの扉があちこちにあり、縄梯子や覗き窓、隠し階段等非常に面白いからくりがたくさん見れます。

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だいたいが、敵から襲われたときに「いかに時間稼ぎをするか!」っていうことに重きを置かれたからくりで、自らを守るための仕掛けが施されているという感じです。

最初、受付を終えてから10分ほど、案内係の方が仕掛けやからくりなどを実地で解説してくださいます。

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その話によりますと元々、甲賀の人たちは自ら攻めるというよりは攻めてきた敵に対して「どの様に身を守るか」ということのために術を磨いてきたとのことです。

普段は農家をしながら、いざというときには忍者となって敵を撃退し追い払う・・攻めるより守りの平和主義者の忍者が多かったんじゃないかと思われますね。

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このあたり、テレビや映画で語られる甲賀忍者と違ってそんなに天下を揺るがすような野心は持ってなかったということが伺えます。

伊賀の服部、甲賀の望月・・と言われてお隣の村同士、忍術を磨いてきた人々!

戦国時代に明智光秀が謀反によって織田信長を攻め滅ぼしたとき、信長と同盟関係にあった徳川家康が光秀の追っ手を逃れて三河(愛知県)に戻ろうとしたときにお互いが協力して家康を手助けしたことからも敵対関係で無かったことがわかります。

甲賀の多羅尾(たらお)家や伊賀の服部(はっとり)家とかですよね。

ただ、最初の頃は信長のことは良く思ってなかったらしく、杉谷善住坊という甲賀者が、信長の越前朝倉攻めにおいて浅井勢の裏切りにあって退却してきた際に信長めがけて鉄砲で射殺しようとしたことは事実のようです。

今も杉谷川という川がこの地を流れていますが、杉谷善住坊と関係があるのかもしれないな・・とふと思いました。

このことも甲賀に対する悪者扱いの伏線になった可能性はあるかもしれません。

それに信長の後を継いだ豊臣秀吉が甲賀を嫌ったことも後々まで甲賀悪者という印象を植え付けることに働いたかもしれませんね。

秀吉を狙ったと言われている大盗賊の石川五右衛門も甲賀出身という伝説が残っているようですし・・。

さて、天井に頭をぶつけながら三階の屋根裏部屋まで見学し、1階の資料室でいろんな文献や解説を読ませてもらいました。

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ぜんぶ丁寧に読んでいると一時間ぐらいではキツイかな?というほど興味のある内容でした。

忍者の使っていた道具なども多数展示されており、特にテレビで見るような鎖鎌のような武器や十手などは面白いですね!

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鉄の丸い玉にまるでウニのような鋭い突起がついた投げる武器は「当たったら痛いやろな~」っていう感想と共に「でも持ち運ぶのも・・自分のお尻に刺さったりして危なそう!」でした。

ひとまわりして受付のおばちゃん!?から忍者茶を勧められたので頂きつつ、「もしかして「くノ一」の末裔さんですか?」とたずねたところ・・

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「残念ながら違うんです!だってこの体型からして忍者なんて・・(大笑)」

とのこと。
「そうでんな~」とも言えず・・返す言葉に困りました(汗)

 

窓の方に目をやると「手裏剣体験(300円)」ができる敷地があって、実際に的が掲げられてました。

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子供さんとかと楽しまれるのにはいいかもしれませんね~!

望月忍者屋敷は甲南町にあり、駐車場も完備(屋敷前に数台、少し離れたメイン道路の面した所に少し広めの駐車スペースもあります)しているので行きやすいです。

受付は900からですが、1630分になると受付終了となりますのでご注意ください!

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また、他にもこの辺りのスポットについても別記事にしましたので、是非ご覧くださいね!

この記事を書いた人

こんにちは! アラシス元気なしょくじんです。
書くこと、どっかええとこ探すこと、食べること、面白いことが好きなので耳よりで便利な情報など、どんどんアップしていければと思ってます。
地元、兵庫の情報や近畿地方の耳より情報が多くなると思います。
また、「京都検定1級」取得していますので京都、奈良(奈良検定は1級取得)の情報もご期待ください!
皆さんもこんなええとこあるで~という情報ありましたら、お教えくださいね。ぶら~り訪ねてみます!

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