都麻乃郷(つまのさと) あじさい園
近畿もついに梅雨入りですね!
梅雨時期になるとあなたも紫陽花(あじさい)を見に行きたいっていう気になりませんか?
あじさいの葉にでんでん虫(かたつむり)ってなんかほっこりしますよね。
って言うことで今回は地域のお役立ち情報、兵庫の西脇の「都麻乃郷 あじさい園」を訪ねることにしました。
あじさい園の豆知識
昭和40年代って言いますから今から50年以上前、地元住民さん達の手によって苗木が植え始められたのがこのあじさい園のはじまりです。
なんでもそれまでは雑草が生い茂る荒地だったようですが、昭和59年からは「あじさい祭り」が催されるほどあじさい園がこの地の知名度をあげるぐらいになってきました。
都麻(つま)の郷って呼ばれる都麻ですが、これは「播磨風土記(はりまふどき)」と呼ばれる古い書物に記された地名「津万地区」が名前の由来となったそうです。
現在、12,000平方メートルの広さって言いますからほぼ甲子園球場のグランド面積(13,000平方メートル)に匹敵するぐらいのあじさい園となっています。
株数としてはおよそ3,000株、様々な色のあじさいが咲き誇っています。
あじさい園レビュー
入口にはボランティアらしき方が数名おられます。入園料の大人200円を箱に入れて園内に進むとあたり一面のあじさいの花に包まれます。
通路も歩きやすく整備されてますし、いたるところに休憩用のベンチが備え付けられていてお年寄りなどにも配慮された園内になっています。
園内では飲食できませんが、入り口付近に「TUNAいこいカフェ」がありますのでそちらでモーニングセットやケーキ、和菓子等を味わうことができます。
夏だとソフトクリームもいただくことができますね!
さて、迷路のようなあじさい園の通路を進み、少し高台のようなところから園内の全体の感じを見ることができます。
同じようなあじさいの植え込みなんですが、いたるところにあじさいの種類の立札があり、数多くのあじさいの品種を見て回ることができます。
ひとくちにあじさいと言ってもこれだけの種類があるのかと驚かされます。
また、園内の一区画には販売用の苗も売られていて、自宅で栽培するためのアドバイスを受けることもできます。
西林寺とは
どうしてもあじさい園がメインとなりますが、このあじさい園の属している西林寺さんについても少し触れておきます。
こちらのお寺も西暦651年に播磨地方の多くのお寺をつくられた法道仙人が開祖となられたお寺とのこと。
あじさい園は山門のすぐそばにありますが西林寺の本堂はそこから参道に沿って200メートルほど進んだところにありますね。
納経書はあじさい園の入り口のすぐ前にあるんですが・・。
また、西林寺の山門の仁王像は何故かお寺の本堂に向かって安置されてるんですね。
普通、お寺に入ってくる外側に向かって仁王さんって立っておられると思うんですけどなんででしょうね?
ご存知な方はまたお教えください。
そしてその仁王さんから進んだ右手の池には睡蓮の花もちらほら咲いてました。
きっと咲き誇るとこちらも美しいと思いますよ!
まとめ
都麻乃郷 あじさい園は歴史ある西林寺さんの境内にあります。
駐車場も数十台停められるスペースがありますし、訪れられる道沿いには何本ものぼりの旗が立ってますので迷うことはないと思います。
地元の方々の世話によってあじさい園が保たれており入園料200円は維持管理費として使われているようなのであなたのご協力もお願いできればと思います。
人気もそう多くありませんので落ち着いてあじさいを堪能することができます。
以上、いかがでしたでしょうか・
是非、日本のへそ(135度子午線の通る市)西脇市にある都麻乃郷あじさい園でつかの間の梅雨の時期、ゆっくりその色付きを楽しまれてみてはいかがでしょう。
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