びし屋
一乗寺のラーメン行脚も中盤に差し掛かってきた感がありますが、今日はメインの交差点で目立つ「びし屋」さんを訪ねることにしました。
同じ分野の店が一箇所にひしめき合って腕を競うっていうのは私たち食道楽な人間にとっては嬉しい限り。
でも、お店を経営されてる方はどう思っているんだろう?という疑問もわいてきます。でも、不思議と世間ではそういう風景ってあちこちで目にします。
たとえば牛丼チェーン店がある交差点近くに3~4店あったりしますよね・・
これはやはりデメリットもある代わりにメリットもたくさんあるから?と思えますけどあなたはどう思いますか?
お店のシステムや雰囲気
・注文のしかた
びし屋さんも最近流行っている代金先払いの券売機で注文するシステムです。
券売機ってお店の方にとってはメリットが大きいと思うんですが、お客さんにとってはどうなんでしょうかね。
品数が多すぎるとお目当ての品がどのボタンなのか・・探すのが結構面倒ですし、万円札とかだと両替が必要になることも多いんですよね。
お水はセルフサービスで自分で取りに行かないといけません。
・店内の様子と雰囲気
店内は厨房の周りにカウンター15席ほど、Jポップ音楽が流れ店員さんは2名おられました。
カウンター席は一列なんですが、お店が角地にあるためか、真ん中あたりで150度ぐらいの角度で折れており、他の来店客の様子なども伺えます。
結構カップルや友人同士で訪れる方も見受けられ、カウンターテーブルの幅もそこそこあるので会話を楽しみながらも落ち着いて食べることができる雰囲気です。
・接客の様子
当日のスタッフはお兄さんお二人でしたが、接客もまずまず。
両替にも即座に対応されてたのでその点は感じ良かったです。
ライスの大きさなど、券売機だけでは選択できない量の加減等はすこしぶっきらぼうながらもモレなく聞いてもらえます。
また、ぬるくなったつけ麺スープなどをあたため直してもらえるサービスもある様でその点の心配りはありがたいという印象を持ちました。
らーめんの印象とお味のレビュー 良い点といまひとつな点
・注文したらーめんの印象とお値段、お味
さて、五分ほどして注文のらーめんが運ばれてきました。
注文したのは豚骨醤油らーめんの中(値段780円)とライス(値段150円)でした。
尚、豚骨醤油らーめんにも並、中、大とあって各々100円づつぐらい値段が違います。
ひとくちスープをすするとドロ系度合いは少なく、過度な濃厚さを抑えた私好みな粘度で何かの隠し味が入っていたためか・・なかなか美味しかったです。
まろやか度合いが印象的でしたのでラードかバターが入っていたのかもしれませんね。
・入っていた具材など、良い点といまひとつな点
具材はきくらげ、ほうれんそう、ねぎ、のり、チャーシューといったところでした。
印象的だったのはほうれん草で、他店のラーメンではなかなか見られない具材です。
ほうれん草が入っていたために、ほうれん草ソテーに使われるバターのような調味料がらーめんにも投入されていたのかもしれません。
お味の良い点としては、チャーシューが肉厚で食べごたえあった点で、特にいまひとつな点は無かったように思いますが、欲を言えば半分でもいいので煮玉子が欲しかったかな?というぐらいでした。
麺は中華風で豚骨と鶏がらを煮込んだスープが絡んで良かったように思いますし、コストパフォーマンスもまずまずと言ったところでしょうか。
また、他の良い点としては「汁よけの紙エプロン」なども用意されていて心配りが感じられた点です。
また、あらかじめテーブルの上に置かれていたにんにくを自由にいただけるのでスープに投入するとさらに旨味が増して美味しくいただけました。
まとめ
お店の外観、店内の雰囲気とも老若男女を問わず、誰でも気軽にお味を楽しめるお店だと思います。
お味も最近はやりのドロ系では無く、昔ながらのラーメンファンにも喜ばれるお店だと思います。
専用駐車場が無いのが残念ですが、この激戦区ではしかた無いでしょう。
お腹がすいたとき、パッと目について気軽に入れやすいのがなんといってもお客さんにとっては一番嬉しいことなんじゃないかと思います。
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