12月師走も半ばを過ぎるといよいよ冬本番だなって気持ちを引き締めたくなりますよね。
うっかりしていると風邪をひいたり、インフルエンザにかかったりしますので年末年始を体調良く乗り切るためには体調管理に一層気をつけなければならない時期です。
さて、毎年12月の22日頃は冬至となるんですが、この日は昼の長さが一年で一番短い、つまり夜の長さが一番長い日ってことはご存知の方も多いかもしれません。
でも、本当のところ、日の出自体が一番遅くなるのは一月上旬頃で、日の入りが一番早いのが11月下旬から12月初旬となっていることにお気づきの方はどれほどいらっしゃいますでしょうか。
さきほどの12月22日頃であれば、日の入りの一番早い11月下旬頃のピークは過ぎていますので、毎日夕方に外でお仕事されてる方なら、日がちょっと長くなったな~と実感されてる方も多いでしょう。
でも、日の出は22日以降もどんどん遅くなりますので、毎日朝早くから仕事している方にとっては冬至が過ぎてもますます日の出るのが遅くなってる実感を伴うでしょう。
この日の出と日の入りの時間を調べて、日中(つまり昼の時間)が一番短い日をとって冬至としているワケなんですよね。
それと放射冷却と言って日の出時間が一番冷えることも良く知られてますよね。
放射冷却とは物体はいつも熱を出しているんですが、熱を出す(放出する)とそのもの自体の温度が下がるっていう事かと思います。
気化熱も似てますよね。
人間が汗をかいても風が吹いて蒸発させると汗とともに熱も持って行かれて涼しく感じるっていう・・。
だから、晴れの日のように空に雲がない場合は地表の熱が宇宙まで持っていかれちゃうので寒く感じるっていうことらしいです。(雲があれば熱も反射してまた地表に戻ってくるからそう寒くならない)
私的にはそのほかに、空気は温められると熱が上昇するので、日の出の時間は最も熱が上昇して地表が寒くなるっていう風にとらえてるんですけど、間違ってるでしょうか?
もし詳しい方がおられたらご教示願いたいところです。
さて、話は寒い冬を乗り切るってことでしたが、まず、冬は乾燥しますよね!
私がオススメしたいのはなんでもいいので部屋を湿潤な状態にするってことです。
つまり、加湿器でもいいですし、ストーブの上に水の入ったヤカンをおくのもいいですし、濡れタオルを干す、洗面器に水を入れて部屋に置く・・等など。
ご存知のように人間が暖かく感じるのは空気に触れている肌によってですから、
空気を暖めるには空気中の水蒸気を温めるのが一番いいと考えられますよね。
これは反対を考えればわかります。
夏場に湿度が高い部屋にいるとムシムシと暑けがして不快感を伴いますよね。
それと一緒で冬になれば今度はそれを逆用して部屋の湿度をあげると、メチャあったかく感じられます。
これは風呂場やサウナ等に入っていることを想像できれば理解しやすいです。
さらに、湿度を上げればインフルエンザのウィルスが死滅するので感染するリスクが減るっていう利点もあります。
また、感想で喉がイガイガ、カサカサになるのを防げますしね。
さて、冬至の日にはゆず湯に入れっていう習慣がありますけど、
この頃、新鮮野菜の売り場等でたまに見かけるのが「きんかん」です。
先日も地産地消のお店に言って15~20個ぐらい入って160円だったので飛びついて5袋ほど買いました。
アメでも効果がありそうですが、実際のきんかんは皮に栄養素が含まれているためか
今時の品はそれほど酸っぱくなく、美味しくいただけます。
風邪をひいてしまったとき、喉が不調の時などに是非きんかんを食されること、オススメしたいです。
そして、私がオススメなのは「しょうが」です。
根菜類は体にいいって良く聞きますけど、しょうがは鍋料理や湯豆腐などにも使われ、
昔の人の知恵として伝統的に長く伝わってきている健康食材ですよね。
ときには漢方薬のような効用も期待できるしょうがですが、体を温める効果もあり、
特にお通じに悩まれている方にも効果があるようです。
ちょっと変わった使い方では、お汁入りの「昔ながらの梅干」(=しょっぱいやつ)を買ってきて、そのお汁に刻んだしょうがを漬け込んでおくと吉野家さんや豚骨ラーメン屋さんのようなきざみしょうがが簡単にできます。
それをご飯と一緒に食すると食欲不振からも解放されてご飯が食べたくなり、
それによってお通じも良くなり体調も快調になること請け合いです。
なにせ、私の母がそれで一気に体調改善しましたので。
食べ過ぎても毒にはなりませんし、今まで何をやっても効果がなかったかたにはどんな不調であれ是非、一度お試しいただければ体調改善に役立てるんじゃないかと思います。
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