こういう宿泊施設(ゲストハウス)に泊まっているといろいろ面白い人に出会うことがあります。
今だと特にアジア系の方が多いですね。
以前、懇意にして頂いてたゲストハウスの女将さんから「今だにどういう行動だったのかわからなかった人達」の話を聞きました。
どういうことかと言いますと、あるとき二泊三日で宿泊された2名の韓国人らしき男性がいたそうです。
彼らは宿泊日初日に何故か巨大なテレビのディスプレイを持ち込んできたそうなんですね。そしてそのディスプレイを二人で階段を担いで上がって自分たちの宿泊部屋に置いたらしいんですが、二日間部屋に閉じこもったきりでその間何をしているのか部屋から出てくる気配もなく心配だったそうです。
そして、チェックアウトの最終日にはまた二人で巨大なディスプレイを担いで黙ってどこかの運搬業者と共に出て行かれたそうです。
「いったい彼らは何をしていたのか?」
皆さん、もし何かお気づきの点があったら教えてください!
その旅館の女将さんも未だにその謎が解けないままで気持ちが落ち着かないらしいので・・。
また、こういった世界各国から集まって来られる方々のお国柄って言いますか、ゲストハウスならではの異文化に触れる体験も自然にできます。
特にイスラム圏から来られた方々が決まった時間になると熱心にモスクの方向に向かって礼拝されてる姿を見かけますが、実際にその真摯な姿を目にすると敬虔さに心動かされたりもしますね。
また、こういったこともありました。
私が京都のゲストハウスに泊まっていたとき、どうやら老齢の母とその娘らしきフランス人がゲストハウス内の自由スペースで苔寺への行き方について調べてらしたんです。
京都の三条からバスが出ているのを知っていた私は、困っていた二人に教えてあげたんですが、京都在住の方ならご存知のように三条はいろんなバス会社が入っていてまた、停留所も会社によって違っていて慣れなければ日本人でもややこしいところなんですよね。
たどたどしい英語で一通り説明したものの、次の日不安になってそのフランス人のお二人を追いかけたんです(私が起きたときには既に出発されてたので)。
行く先は三条駅のほうだとわかっていたので早足で追いつこうと焦りましたが、三条に着いたとき説明していたバスの停留所にお二人がいらっしゃらなかったので、うわぁ!やっぱり間違えてどこかの停留所に行っちゃったのかな?と思って探していると、交差点の向こうに二人の姿が見えたので「こっちこっち!」と苔寺行きの停留所まで案内しました。
話を聞くとやはり迷って苔寺行きのバスの停留所がわからなかったそうです。
バスの発車時刻が迫っていて、しかも苔寺まで行く便が少なかったのでそのバスに乗れないと大きく時間をロスするところでしたが、なんとかギリギリセーフ!
でその親子に感謝されましたが、それ以上に間に合ってよかった~とホッとしたのを覚えています。
でも、これらの体験ってやっぱりゲストハウスに実際泊まってみないと経験できないことなんですよね。
是非、みなさんも、ゲストハウスで未知なる出会い、そして、ひと時でも心温まる交流の機会を持っていただければ味わいあるゲストハウスライフになるんじゃないと思いますし、気持ちのいい素晴らしい体験につながればって期待しています。
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